2021-06-08 第204回国会 参議院 環境委員会 第15号
再生可能エネルギーを使ったグリーン水素の生成についても、経産省から具体的な導入量ですとか実装時期の答弁はいただけませんでした。また、先ほどからあるように、アンモニアの活用についても、これから実証実験で、二〇%、二〇三〇年段階ですか、二〇%アンモニア混焼を開始するかどうかということでしたけれども。
再生可能エネルギーを使ったグリーン水素の生成についても、経産省から具体的な導入量ですとか実装時期の答弁はいただけませんでした。また、先ほどからあるように、アンモニアの活用についても、これから実証実験で、二〇%、二〇三〇年段階ですか、二〇%アンモニア混焼を開始するかどうかということでしたけれども。
そして、再エネの普及が進めばグリーン水素やアンモニアを活用する方針なのか。これらの点について、環境省、経産省、それぞれの立場で御答弁をお願いいたします。
環境省は、地域資源の活用であったり、また、地域のレジリエンス強化などの観点からも水素の利活用取り組んでいらっしゃいますが、例えば、地域の太陽光とか風力を利用したいわゆるグリーン水素、これを地域で作ったものを地域で使ったり地域で売買したりするなどする場合にはこの温対法における地域脱炭素化促進事業の対象となるのかどうか、もし対象となるのであれば相当な予算措置が必要になると思いますが、今後の計画などを教えてください
それもCO2フリーのグリーン水素の自国生産は、もうまさにおっしゃっていただいたように、エネルギーの自給率の低い我が国にとっては安全保障という意味でもしっかりとこれから重要になってくるなと、私も同じ認識だなと思って伺わせていただきました。
今、実証事業としては、例えばオーストラリアで、石炭から水素を分離してCO2は地中に埋めて持って帰ってくるという、そういう水素の実証をやっておりますけれども、それだけではなくて、将来的には、これ海外で例えば再エネが安価で豊富な国があれば、そこで作ったグリーン水素というのも、これを液化して運んでくるというのも重要な選択肢になるというふうに考えています。
一方、EUは、二〇二〇年七月に水素戦略を打ち出し、CO2フリー水素、いわゆるグリーン水素の導入目標量を示しています。太陽光パネルや大型風力発電施設の整備、それから電気自動車などで中国勢が世界を席巻している今、我が国としてもこの水素分野は譲れないものだと考えています。
でも、実際問題、水素といっても、グレー水素、グリーン水素とかいろいろあります。褐炭から作ったりとか化石燃料から作っては、これでは将来駄目だという話があるかもしれないので、きちっとしたことを、どうせ、きちっと国家としてやっていくなら、まず基礎づくりをやっていただきたいなと考えております。
これ、御関心あればこのエネシナリオ御覧いただければと思うんですが、そもそもは二〇五〇年に一〇〇%自然エネルギーどうやって賄うかということで、一番、使うエネルギーを減らしていって、自然エネルギーに変えていって、電力は比較的脱炭素化ができるんですけれども、難しい熱・燃料需要は電気の余剰電力で作ったグリーン水素で賄っていくといったことで、CO2がゼロになるといったシナリオを描いております。
まず、今水素はグリーン水素、グレー水素、ブルー水素なんという言い方で言われていますけれども、その水素に更に窒素をくっつけて、さらに多分、日本以外から運んでくるといった、こういった非常に効率的に半分以下になってしまうようなもので、それでも石炭火力を使い続けていくという選択をする、これが費用効果的に日本の将来の姿として果たして得策なのかということは本当は正面切って議論するべきなんだと思うんです。
そういった中で、海外からの水素も買ってくる、これはグリーン水素、ブルー水素、いろいろあろうかと思います。そしてあわせて、国内での自国生産の水素ということも必要になってくると思っております。
○政府参考人(茂木正君) 水素の調達についてでございますが、まずこれ、国内では、今後再エネの導入量が増えてくれば、これは余剰の電力を使いまして製造するいわゆるグリーン水素、これを重要な供給源にしていくということは当然考えていきたいというふうに考えています。 他方で、これ産業分野も含めまして、例えば製造プロセスですとか高温の熱源ですとか、こうしたものの脱炭素化を今後進めていかなければいけません。
総理が二〇五〇年カーボンニュートラルということを宣言していただきましたが、既に世界で百二十か国以上が脱炭素に向けてかじを切っている中で、このオリンピック・パラリンピックの聖火リレーも、福島県で作られる、グリーン水素と申し上げますか、環境に優しい製造工程を使って作られた水素でともされることになります。
○岡田委員 私が非常におかしいと思うのは、例えばアンモニアとか水素、これだって、グリーン水素ということであれば、再生可能エネルギーから作るわけですね、アンモニアや水素は。それは、日本で作るのか、海外で作るのかという違いはあるかもしれませんが。
先ほど水素の話もされましたが、やはり世界の水素の取組を見ても、基本は、再エネをじゃぶじゃぶにあふれさせてそこから水素を作って、グリーン水素を作る、こういったことは私は基本だと思います。 ですので、私としては、今後、エネルギー政策が政府全体として議論される中で、気候変動政策も含めて、必要な主張を環境省として行っていきたいと考えています。
このグラフは、再エネと蓄電池だけで、あるいは巷間言われております再エネ電源を利用して、グリーン水素だけでカーボンニュートラルなどのSDGs目標を達成することは極めて難しいと。今御説明したとおりですが、そこに至るまで、いわゆる橋渡し役として、現実的かつ最適な解を模索するということが必要になると考えております。
これは、製造技術、ありますけれども、グリーン水素にするためにはどうしたらいいのか、ブルー水素という考え方もある、それは両様で、海外から持ってくる、また、国内でどう生産するか。
しかし、現在では欧州では、再生可能エネルギー由来水素をグリーン水素、CCUSを適用した化石燃料由来水素、そして原子力由来水素をブルー水素といいまして、化石燃料由来水素をグレー水素というように格付する動きがあります。日本は二〇三〇年に三十万トンの水素輸入を目指しておりますけれども、その大半が欧州がいうところのブルー水素に当たる可能性があると言われております。
まっているわけですが、安く、限りなく安くなる風力と太陽光の恩恵を、給湯と暖房それから輸送は、電力はそうですし、メタンにすればディーゼルとかも動かせますし、さらに今、グリーンガスを使った製鉄なんかもスウェーデンとかドイツで実証が始まっていますし、それからアンモニアを作って農業に活用するとかという形で、この風力と太陽光をいかにますます安くしながら拡大していくのかというのが非常に重要で、そういう意味でグリーン水素